ランニング障害

ランニング障害の主なもの

 

ランニング障害とは過度のランニングによる使いすぎ症候群であり,疲労から過労になり,さらに病気(病的疲労)になった状態を指します。

障害部位は下半身,腰や股関節,特に膝関節周辺や足などの部位が多くを占めます。

 

スポーツ活動の後だけに痛みがある場合(1度)

放置しているとスポーツ活動中にも痛みがでるようになる(2度)

さらに悪化すると日常生活にも支障をきたします(3度) 

 

また、関節や筋肉への負荷のかけ過ぎが原因で,自己流の練習メニューや音楽を聴きながら走ることにより注意力の低下で引き起こされることもあります。

 

次にランニングによって引き起こされる主な症状について説明します。 

 

a.変形性膝関節症

大腿骨や下腿骨、膝蓋骨の軟骨部分が磨り減り、骨の一部が変性・あるいは棘(とげ)となり、周辺の組織や神経を刺激し炎症を起こしたもの。

使いすぎ(=オーバーユース)によって発症することが多く、また、加齢と共に軟骨の摩耗を起こし発症することも多いでしょう。

 oa x-p.jpg(向かって左図、内側の狭窄がみとめられる)

 

b.腸脛靭帯炎

膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外顆〈がいか〉と接触(こすれる)して炎症(滑膜炎)を起こし、疼痛が発生します。

特にマラソンなどの長距離ランナーに好発し、膝の外側にある腸脛靭帯が屈伸運動で摩擦を起こし、炎症を起こしたものをいいます。

 腸脛靭帯炎 体表図.jpg

 

C.膝蓋軟骨軟化症

膝の使いすぎが原因で起こる病気で、長距離ランナーに多くみられるところから、ランナー膝ともいいます。 スポーツ障害の一種しても考えられますが、ほかに膝蓋骨のケガが原因で関節軟骨が傷ついても起こります。

また、膝蓋大腿関節脱臼や亜脱臼、X脚など生まれつきな膝蓋骨の関節になんらかの問題を持つ人に発症するケースも多いようです。

そのほかにも関節軟骨の栄養障害も原因になります。

 膝蓋骨軟化症 X-P.jpg

 

d.鷲足炎(がそくえん)

普段、スポーツをしていない人が急にランニングなどのスポーツを始めた場合やX脚、回内足(親指が下を向く)などの下肢のアライメント(骨や関節の並び方)の異常を伴う場合、小児の骨端線閉鎖前の筋緊張の強い時期などに症状が強く出やすいとされています。

また、半腱様筋腱(はんけんようきんけん)、薄筋腱(はっきんけん)、縫工筋腱(ほうこうきんけん)は脛骨(けいこつ)の近位内側にまとまって付着・停止しています。

この3つの腱を総称して鵞足と呼び、この部分に起こる炎症を鵞足炎といいます。この筋肉で屈伸を繰り返すことで炎症を起こすことで発症しやすいと言われています。

 がそく 圧痛部.bmp

 

e.膝蓋靭帯炎

膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで、膝蓋骨(しつがいこつ)と脛骨(けいこつ)をつなぐ膝蓋靱帯が炎症を起こします。  

マラソン、陸上選手によく見かけますが、走り幅跳びや走り高跳びなどの陸上競技、野球、サッカーなどジャンプを繰り返すスポーツによっても起こりやすく、とくに成長期や身長の高い人によく見られます。

 

f.脛骨過労性骨膜炎 (シンスプリント)

下腿骨の1つである脛骨の下端1/3後内側部分にストレスがかかり炎症を起こしたもの。

ランニングやジャンプなどの運動によって起こることが多く、慢性的な疼痛と圧痛が主な症状として現れます。

 シンスプリント 疼痛部位.bmp

 

g.アキレス腱炎

症状は、初期は体が温まってくると痛みが軽くなるので無理をして慢性化・ 悪化を しやすい。

慢性化した場合はギシギシ音がしたり「しこり」 を触れたりします。

加齢変化のひとつである腱の変性がベースにあるため、中年以上の市民ランナーやウォーキングをしている人に多く発症します。

使いすぎが原因のために、運動量と発症には密接な関係があり、不適切なトレーニング方法が原因していることもあります。また、靴の不適合や扁平足(へんぺいそく)などの足部変形も原因のひとつになります。

 

h.足底筋膜炎

土踏まずの炎症でかかとの内側で足裏筋付着部を押すと痛みがあります。

4050歳代になると、老化に伴い、古いゴム管にひびが入るように、足底腱膜のかかとに付くあたりを中心に炎症が起こります。

また、ジョギングや飛び跳ねる動作の多いスポーツで足を使い過ぎた結果、若い世代でも同じように炎症を起こすことがあります。
その他、筋力の低下や体重の増加なども原因としてあげられます。

sokuteikinmakuen.jpg (踵中央部よりやや内側部に圧痛を認める)

 

i.肉離れ

筋の線維や筋膜の一部の断裂がおこり内出血が生じる。大腿部後面の ハムストリング(大腿二頭筋・半膜様筋・半腱様筋)や前面の大腿四頭筋 下腿部の筋肉がなりやすいです。

原因として、

・足の筋力が十分でない(バランスよく体全体に筋肉をつけていない)
・スポーツをするのに準備不足だった
・疲労していた
・オーバートレーニング
・天候条件(寒さで筋肉が収縮している等)


内出血や腫脹が拡がらないように早く アイシングをすることが重要です。

 

原因は??

走行距離 ランニングスピード 走り方 下肢の筋力 筋の柔軟性 

下肢や足の変形  ランニングシューズ 路面

などがあげられますが、1番の要因はやはり <走りすぎ> にあります。

自身で出来るアイシングやストレッチは、必要不可欠なものです。

そして痛みを感じたら早期に治療しコンディショニングを整えておくことが重要です。

 

ランニング障害の予防

2002年に日本臨床スポーツ医学会が発表した骨・関節ランニング障害に対しての提言によると,
ランニング障害は走行距離が長くなるほど高率に発生するため、1日の走行距離を制限しております。

中学生:5 〜 10 km(月間200 km)
高校生:15 km(月間400 km)
大学・実業団:30 km(月間700 km) が推奨されています.

月間走行距離は200kmまで

特に中高年ランナーでは加齢による運動器の退行変性(いわゆる老化現象)が存在し,腰痛,膝痛が出やすいので,月間走行距離を200km以内にとどめることとされています。

体と会話しながら無理のない練習をすることが必要でしょう。

 

 

 

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