脳卒中に伴う医学的障害は3つに分類されている

脳卒中に伴う医学的障害についてヒルシュバーグは以下☆のように、既往性障害と同時性障害、続発性障害の3つに分類している。このうち続発性障害は廃用症候群とほぼ同じものと考えてよい。ここでは脳卒中により直接的に生じる同時性障害の主なものについて述べる。 ☆脳卒中に伴う障害 既往性障害 →高血圧、心疾患、糖尿病、痛風、変形性関節症、変形性脊椎症、前立腺肥大症、白内障、肥満など 既往性障害.jpg 同時性障害 →片麻痺(ときに両麻痺)、痙性、固縮、筋弛緩、失調症、失語症、失行症、失認症、構音障害、嚥下障害、排尿障害、排便障害、視野狭窄、感覚障害、意識障害など構音障害.gif 続発性障害 →褥瘡、拘縮、変形、筋の廃用性萎縮、骨粗鬆症、起立性低血圧、心肺機能低下、肩の亜脱臼、異所性骨化、抹消循環障害、精神機能低下など続発性障害.jpg a.運動障害 @片麻痺:日常多くみられるのは大脳半球病変に伴って生じる反対側の片麻痺であるが、脳幹部病変では四肢麻痺を呈することもある。中枢神経疾患に伴って生じる運動麻痺の特徴としては、@)痙性、A)姿勢反射、B)共同運動が重要である。これらはいずれも上位中枢からの抑制がとれたために、筋緊張が亢進したり(@)、運動が原始的パターンに支配されたり(A、B)する状態と考えられている。姿勢反射とは身体の全体または一部がある姿勢反をとることにより四肢の筋緊張に一定パターンの変化が生じることをいう。片麻痺患者が立位をとった場合、麻痺側上肢は屈筋優位となり、下肢は伸筋優位となることなどはそのよい例である。また共同運動とは、たとえば麻痺側下肢において股屈曲–膝屈曲、足背屈(あるいは股伸展–膝伸展、足底屈)といった一定のパターンの運動は随意的に可能であるが、個々の関節を1ヵ所だけ動かすことができないような状態をいう。この共同運動をもとにして中枢性麻痺の回復段階を示したブルンストロームのステージが臨床の場でよく使われている。 A筋固縮と不随意運動:いわゆる錐体外路症状といわれるもので、歯車様とか鉛管様と表現される筋緊張の亢進や不随意運動を呈する。多発性脳梗塞に伴うパーキンソン症候群では比較的発言頻度が高い。 B失調症:小脳や脳幹部病変に伴って、測定障害(ジスメトリア)や交互運動障害、企図振戦、歩行障害(失調性歩行)などがみられることがある。 b.感覚障害 脳卒中に伴う感覚障害は、表在部も深部もともにまったく認められないものから、重度鈍麻や脱失までその程度はさまざまである。これらは運動麻痺の重症度とは必ずしも一致しない。運動麻痺は軽度でも運動覚が重度に障害されていると動作が実用的にならないことが多い。また視床痛に代表されるいわゆる中枢性疼痛やしびれ感などに悩まされることも多い。 c.言語障害 @失語症:失語症とは脳の言語領野の損傷により、一度習得した言語能力の一部またはほとんどを失った状態である。大部分の人は左脳に言語中枢があると考えられており、したがって右片麻痺患者に失語症を合併することが多い。 A構音障害:ろれつがまわらないなど言語が不明瞭状態で、脳卒中の場合には発語器官の麻痺による麻痺性構音障害が多いが、失調性によるものや錐体外路性のものもある。 d.失行と失認 @失行:失行とは運動麻痺や失調などがなく要素的には動作が可能なはずなのに、実際には目的動作に障害を認めることをいう。着衣失行や歩行失行、観念運動失行、観念失行などがある。 A失認:失認とは、ある種の感覚の異常や知能低下などがないのに、その感覚を介して対象を認知することが障害されていることをいう。臨床的には右大脳半球損傷に伴う左半側視空間失認が最もよくみられる。これは視覚失認の一種で視力には問題がないのに視空間の左半側の対象を無視してしまうものである。その他に身体失認や聴覚失認、触覚失認などがある。 e.排泄障害 @排尿障害:脳卒中に伴う排尿障害は急性期に膀胱が低活動性で尿閉を呈するが、次第に過活動性(無抑制性)となり失禁や頻尿を訴えることが多い。 A排便障害:一般に腸の蠕動運動と排便反射の低下により便秘をきたすことが多い。 f.嚥下障害 原因として多発性脳梗塞による仮性球麻痺が多いが、脳幹部病変による球麻痺に伴って起こることもある。 g.視野障害 視野狭窄のうち麻痺側に一致した同名半盲や1/4盲はめずらしいものではない。 h.精神症状と心理症状 脳血管性認知症や脳卒中後の抑うつ状態、感情失禁(強迫泣きや強迫笑い)などは比較的出現頻度の高いものである。

 

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