作業療法の実際について!

作業療法の実際 さて、作業療法は精神科領域から始まり、その後は主に身体障害をもつ人に適用され発展してきた。次にその作業療法の実際を述べるが、輪述が複雑にならないために身体障害作業療法と精神科作業療法とに分ける。作業療法では精神障害に対するか身体障害に対するかによって治療技法にいくつかの違いはある。だが、基礎にある目的は共通しており、それは精神身体の活動性の向上(精神障害では対人関係の改善)におかれていることである。治療者として重要なことは身体障害に対する作業療法であっても、その全治療過程において精神的支持を欠いてはならない。作業療法の実際.png 

 a.身体障害作業療法 以下、順に身体障害者の作業療法の概略を述べる。 

@身体機能低下の改善を目的として:私たちの健康な生活では、身体機能が統合され、自然な形で活動が行われているので、個々の身体機能はもちろん、その個々の動作については特別に意識されることはない。

しかし、いったんいずれかの機能が障害されれば、身体運動の1つひとつに意識が向けられ、生活の不自由さが実感されるようになる。ここでは、身体に関する知識については各医学専門書に譲るが、大まかには身体運動は骨とそれらを結合している関節・筋肉活動の統合によりもたらされるととらえることができる。

そしてこの運動器官の協調性が確保されていてはじめて生活動作は円滑に働く。

さらにその協調とか活動には神経系、高次脳機能、精神心理面が調和的に正常に働いていることが必要である。したがって脳機能障害をもつ人の作業療法においては認知機能の向上にも働きかける一方で、関節可動域、筋力、手指巧緻性にはならない。

そのめざす目的は理学療法と同じであるが、理学療法と異なる点はその方法の違いである。すなわち作業療法では患者の身体や心理状態、さらに興味、年齢などに合わせて多様な作業種目の中からその人に適切な作業課題を選択すること、そしてその課題に適切な変化をつけながら根気よく身体機能、精神機能の向上を図るところに特徴がある。 

 A義手訓練:義手訓練も作業療法の重要なものの1つである。まず切断端の創状態や断端長を確認し、各関節可動域の状態や筋力の程度などを評価して義手を作成し、その装着および義手の基本的動作訓練を行う。さらに応用動作として高度で微細な手指作業訓練を行う。

 B日常生活動作(日常生活活動)の訓練:日常生活動作(ADL)の概念は1940年代中頃から米国において生まれたといわれ、主として身体障害に対して用いられている。ADLとは、人が目覚めたときから就寝するまでに行う。必要かつ基本的な生活動作のすべてを指している(以下の各項を参照)。主なADLは、更衣、整容、排泄、入浴などの動作を指しているが、これらは身体運動が部分的に可能であっても、バランスのとれた活動はできない。その動作(活動)をするためには上肢機能はもとより、歩行などの移動動作が保たれていること、さらに精神心理、高次脳機能(コミュニケーションを含めて)がうまく機能している必要がある。したがってADL訓練はこうした広い視点に立って行われなくてはならない。以下、リハビリテーション施設で日常的に行われている生活動活動の訓練について簡単に述べる。 )食事動作訓練:食事動作とは利き手で箸やスプーン、フォークを持ち、もう一方の手で食器をおさえ、食器の中の食物を口に運ぶことである。この動作は、上肢の筋力が低下していたり、手指の巧緻性が障害されている時にはうまくできない。ここで脳卒中を例にとって説明する。右利きの人がこの疾患によって右手の機能をまったく失うか、あるいは極度にそれが低下すると、生活動作を可能にするには慣れない左手(健側)の運動能力を向上させるしかないのである。これを利き手交換訓練といい、この訓練を反復することによって、左手を用いて自分で食事ができるようになる。また患側(右)上肢の筋力がやや弱い場合には、その筋力低下を補助する器具を使用することにより、この動作が患側でも可能となる人もいる。その他、自助具(各人の障害に合わせてつくられたスプーン、フォークなど)を使用すれば食事動作が可能となる人もいる。しかし、利き手交換訓練は食事動作のためだけに必要なものではなく、更衣や書字など多くの生活動作において欠くことのできない重要な訓練である。 )更衣動作訓練:更衣動作訓練とは、衣服(上着やズボン)の着脱が円滑に自由に行えるように訓練することである。障害の程度によっては衣服のほうに種々の工夫を施さなければならない場合もある。片麻痺患者の例で考えてみると、上衣を着る動作の手順としてはまず患側上肢を最初に衣服の袖に通し、次に健側上肢を通して着衣することを訓練する。

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