手動式車は患者のニーズにあった使いやすいパーツが処方される。

 補装具 1.手動式車いす 

@使用目的:車いすの役割は、主に2つに分けられる。手動式車いす1.jpg

その第1は、下肢や体幹に機能障害があって、歩行困難がある時、車いすに乗って自分で操作し目的の場所に少ないエネルギー消費で安全に移動できる

自分の足の代用とするものである。車いすの普及と改良は、障害者の自立や社会参加を容易にし、スポーツ参加にも大きく貢献している。 

第2の役割は、歩行困難ないし転倒の危険のある患者や高齢者を、不安感を与えることなく目的の場所に運ぶ、安全な移動機器(用具)としてである。同様に、多くの障害者の介護や社会参加を容易にし、福祉社会での障害者と健常者の共生や障害者の一般社会への統合=社会参画の面で大きく貢献している。

車いすの使用目的は、その利便性のために、補装具の代表的な福祉機器として使用する階層が拡大したため、きわめて多彩である。 

A構造と機能:手動式車いすの基本構造は、およそ以下のものといえる。 2組の金属パイプフレームを左右に配して、その間を金属製クロスロッドで結合して大枠がつくられ、左右のフレームには、各1対の大車輪、小車輪をつけた後、背もたれや座席、レッグレスト、フットレスト、肘当て、ブレーキ装置などをつけてできあがる。 一方、手動式車いすの基本的機能は、駆動性と制動性、安定性と快適性、さらに簡便性や効率性が考えられるが、あくまで使用者の身体に適合したものである必要がある。

 次いで、手動式車いすの各パーツの構造、機能とチェックポイントについて述べる。

 @)大車輪:駆動輪で、各種の車輪径があり、タイヤはsolid型、pneumatic型、tubeless pneumatic型がある。車輪の大きさとタイヤの種類は使用目的により選ばれる。 

A)ハンドリム:大車輪の外側に取り付け、これを握り操作して車を動かす。手や手関節機能に障害のある人には、ハンドリムに突起物をつけて、操作しやすくする。 

B)自在輪:大車輪の前方につけられ、車の安定、誘導用になる。

 C)座席:座面の材質や座面高、座幅、座奥行きは使用者の疾患や体格を考慮して決められる。さらに座面は、クッションの使用や、後方への傾斜角度も配慮される。

 D)背もたれ:頭部支えが必要なければ、背もたれの高さは腋窩より低いほうが合理的であり、軽度後方傾斜していると安定性や快適性が得られる。普通の座位が困難なもの(頸髄損傷など)では、リクライニング式のものが必要となる。

 E)レッグレスト、フットレスト:下腿や足の支持受けとなるもので、使用者の障害によって選択される。フットレストは、折りたたみ式が一般的である。 F)肘当て:肘や前腕を支えたり、腕で上体を押し上げたり、テーブル台として機能させる。標準式やデスクアーム式がある。着脱式のものが便利である。 

G)ブレーキ:「1大車輪、1ブレーキ」を原則とする。レバー式、トグル式があるが、上肢の機能障害がある場合は、トグル式がよく、延長バーを活用して使用される。 H)その他:金属フレームの材質や車いすの重量、テイッピングレバーの長さが検討される。

 B特殊仕様車いすの種類とその特徴 

@)前輪駆動式(トラベラー型):自在輪が後方にあり、主に、介護移動用として使用する。 

A)片手駆動式:主として片麻痺患者用に考案されたが、効率が悪く、健側下肢を使えば、標準型で間に合うので、最近は使用されることが少ない。 

B)簡易式(介護用):介護者の操作で患者を移動させるためにつくられている。しかし、簡易式はきわめて簡単な移動いすなので、台所作業では標準型より適しているかもしれない。

 C)リッター:腹臥位で操作する自走装置のついた運搬車で、仙骨部褥瘡患者や、股関節伸展拘縮のある患者に利用される。 

D)スポーツ用:人間工学的に設計された普通の車いすと異なり、スポーツ向きに設計されている。車軸の位置、駆動輪の傾斜角、背もたれの除去など、スポーツの特性で選択される。 

C疾患別による車いすの選択:車いすは歩行機能障害の原因や程度に応じて選択される。 

@)対麻痺:自分の足の代用として、最も車いすを必要とするため、患者のニーズにあった使いやすいパーツが処方される。

 A)片麻痺:特に認知障害(身体失認、視空間無視)などが合併している場合、座席の高さ、フットレストの型、ブレーキなどの工夫で、日常生活動作自立の援助を行う必要がある。 

B)四肢麻痺:頭部支えとリクライニング式背もたれが必要なことが多い。C6以下の損傷で上肢が動かせる場合はパーツを改良して手動式車いすの操作を試みてみる。 

C)高齢者や下肢機能低下患者:簡単な標準型車いすで、屋内の移動いすとして使用させる。

 

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