末梢神経損傷の組織学

末梢神経の組織学

a.神経構造と被膜
  身体の外から触れる1本の神経幹の構造は、3種類の結合組織に囲まれている。神経幹を最外層で囲んでいるのが神経上膜であり、神経幹は多くの神経束からなりたっている。この神経束を囲んでいるのが神経周膜である。さらに神経束の内部は多数の神経線維からなっており、それぞれの神経線維を取り囲んでいるのが神経内膜である。さらに神経線維は、軸索とそれを支えているシュワン細胞からなっており、さらに軸索を取り囲む髄鞘の有無によって、有髄線維と無髄線維の2種類に分けることができる。

b.神経線維の分類
  神経線維は、髄鞘の有無や線維の太さによって分類され、それぞれの伝導速度が異なっており、その機能も異なる。


神経変性の種類
神経線維のレベルで損傷をみると、軸索が侵される軸索変性、髄鞘が侵される脱髄、さらにこの2つの変性が混合している混合型の3種類に分類できる

a.軸索変性
  軸索変性はさらに以下の2つのタイプに分類することができる。
  @ワーラー変性:軸索の機械的圧迫や虚血による局所的断裂や外傷による切断によって、断裂部より遠位部全長に均等な変性が生じる。内膜まで損傷しているために、再生時に迷入再生が起こる。
A遡行変性:神経細胞や軸索の代謝異常によって軸索構造が維持できなくなり、神経細胞より最も遠位部から萎縮が始まり、崩壊は細胞体へ求心性に進行するいわゆる遡行変性といわれる現象である。神経細胞や軸索の大きさによって、変性の到達点が異なっており、神経線維によるばらつきがあることが特徴である。内膜が温存されているために、迷入再生は起こらない。

b.脱髄
  髄鞘に限定した崩壊で、軸索は残存する。単純な圧迫、髄鞘成分に対する特異抗体や毒性物質などの、いわゆる脱髄因子が作用することによって、最初に絞輪部での脱髄が起こり、さらに分節全体の髄鞘が崩壊する節性脱髄が生じる。


末梢神経損傷のタイプと重症度分類
神経変性の種類.gif
神経病変あるいは損傷の予後を考える上で、神経線維の軸索変性や脱髄などの病態の他に、軸索を支えているシュワン細胞、神経線維を取り囲んでいる神経被膜の状態も大きな要素になっている。
セドンやサンダーランドの神経損傷の分類は、病態によってタイプを分類して、予後との関連を論じたものである。セドンの分類は1本の神経線維の損傷について注目した分類であり、髄鞘の損傷、軸索の損傷、さらに神経線維の断裂と3つのレベルに分類している。これに対してサンダーランドの分類は、1本の神経幹の損傷に注目しており、神経線維の断裂をさらに、神経内膜での断裂、神経周膜でのだ、神経上膜での断裂と3つに分けている。

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